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運動音痴がヨガ講師になるまで 2〜私の運動遍歴〜

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どれだけ運動音痴か、どれだけ体力が落ちていたか、、、
私の運動に対する葛藤ヒストリー。
ようやく2015年にヨギーに出会い心を奪われた。
その前回までの話、
http://www.anandia.org/archives/1676

心を奪われたヨギーは言う。

初心者でも参加が可能ということ
1ヶ月コミットしてみっちり学ぶが、半分は座学
みっちりトレーニングをするので、ポーズの習得はできる。つまり、一人でもヨガをすることは可能だと言うこと
先生になるためのコースだけど、先生になる必要はない。

多くは語られなかったが、私も聞かなかった。
だって、もぅインドに行くって決めてたから。

なぜなら、彼女がすごく素敵だったと言うこと、そして
次に行くなら絶対に南!と決めていたのだ。
そしたらヨギーは、ケララでコースを受けられると言うではないか。

はい、即決。


コースが半年以上も先であったけれど、決定。

この時、私はヨガ講師になる気はゼロ。
自分でできるヨガ習得が主な目的。
だから、ヨガ講師なんてとんでもございません。というか頭の片隅にもなかったの。
だって、私運動音痴じゃん????


時は2016年1月。南インド・ケララ
コースは必死だった。日本人も10数名来ていた。
みんなの名前を覚えられないほど余裕がなくてw
あんなに1日4時間以上体を動かすことはきっと人生で初めてだったし、
座学もめちゃ新しすぎるヴェーダンタというインド哲学を必死に理解する。
でも、目に見えるものだけを信じていたタチの私にとっては、結構????という感じ。
それでも何かあるって思えて、すごく夢中になった。
コースの2週間はポーズをそれぞれ習得し、後半は、実際にクラスをやってみるというスタイルだった。
とにかく必死だったけれど、めちゃ楽しかった。
汗だくになりながら、夢中だった。
でも先生になるつもりなんてないし、ヨガを実際にやっている方の方が体を動かせるし、先生になってしまったら運動できないじゃん!と思っていたけど、TTC(teacher treaning course)なので、仕方ないので流れに身を任せるしかなかった。
でね、あわあわしながらも、小グループでのティーチング。
心臓が口から出そうなくらいの緊張であった。
でも、終わった後の、今までに感じたことのない心地よさ、気持ちよさがそこにはあった。
あれ?実際にヨガをしている時よりも、気持ちが良いかも!なにこれ!楽しい! w

私は単純である。

気持ちいものは気持ちがいいのだ。

マインドフルネスやらなんやらで言われている、思考が完全に「今、ここ」にしかないから、すごい集中していたの。

なんだこれ、めちゃいいじゃん。という感覚だけ強烈に覚えている。
でも、私が先生になるなんて想像もしていなかった。


帰国し、私はヨガの素晴らしさをとにかく抑えきれなくて喋りまくっていたのだ。

そしたら、ヨガ教室やってよ。 というお声がかかったのです。

逗子の公民館を借りて、その地域の人にチラシを配ってやってほしいと言われた方の多大なる協力もあったおかげで、
私はクラスをスタートさせたのです。

年齢層は高めだったのでシニアヨガのレクチャーを別でコースを取ったり、奮闘していた。
そこで私は経験を積むことができたし、ヨガってすばらしいな〜って。
実は、通院されていた方の薬を減らして上げられたりもしていたんだよ。ヨガによって。
私が直接的にしたというよりは、彼女が自らの力を出してきただけだと思っているけど、本来の彼女に戻っていく過程を少し見せてもらえた。
生きることにポジティブになるヨガ。
ヨガはそれを支えるただのツールにしかすぎない。

でも、この世はエネルギーだから。

エネルギーを活用できる方へ整えてあげることはできる。

そして、私は、もっとヨガの世界に触れたくて、翌年インドのアシュラムへまたもどる。
今度はアシスタントスタッフとして・・・・


そこではアジャストの仕方や、サポートをメインになんでもやらせてもらった。
なかなかのチャレンジングなことだったけれど、数年にわたって、私はスタッフとして活動させてもらえたの。
ほんと、ラッキーだった。

そして、現在も長野県佐久穂町にてヨガ教室を主宰している。
小さなクラスではあるけど、でも、確実に私自身の経験値、エネルギー値は上がっている。
ありがたいことに、隣の市でのダンススクールの一コマも持たせてもらっている。

古典的なヨガであるシバナンダヨガ。
キラキラしているヨガが全く合わなかった私でもできるヨガ。
神聖なマントラから始まって、マントラで終わるヨガ。

運動ができない私でも、コツコツとやってきたら形にすることができたのだ。
もし、あの時、渋谷スクランブル交差点で転んでいなかったら、今の私はいない。
私に合う運動を探そう!とは思わなかったはずだから。

今でも、私に取ってのヨガは運動の一部である。
でも、ヨガを知れば知るほど、ヨガは精神世界であるエネルギーでしかないと思う。

私の声も大きな武器。1時間半、喋りまくっているというか、歌うように声を出している。
この声も、実はエネルギー、波動であるんだから、心地よい周波数だんだろうね。
なんと表現していいかわからないし、体験するのが一番だけど、ヨガが終わった後のあの心、マインドの状態。表情、空間、どれをとっても最高な状態なのよ。


というわけで、私は運命に導かれたと思っている。
ヨガがいろんなことを教えてくれたから。
感謝でしかない。

こうやって、運動音痴の私が、宇宙の流れに従って辿り着いたところがインドのヨガなのである。


強制をするつもりは全然ない。
だから、私のクラスは都度払い
興味ある人がヨガをしたらいい。
運動はヨガだけじゃないから、自分の興味のあるものをやったらいい。
ウォーキングだって立派な運動よ。
私はそう思ってる。





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